ポーセラーツとチャイナペインティングの違い??
本日はポーセラーツ、ポーセリンアート、チャイナペインティング…などなど
同じ陶器を使ったものなのに言い回しがなぜ違うのか解説いたします。
■ポーセリンアートとポーセラーツの違い
ポーセリンアートとは、ポーセリン(陶器・磁器)のアートという意味。
ポーセラーツとは日本ヴォーグ社が ポーセリン(磁器)とアート(芸術)を合わせて創った造語で商標登録されています。
なので、ポーセラーツ教室・ポーセラーツ講師など名乗る場合は、日本ヴォーグ社認定インストラクターの資格を取得する必要が有ります。
逆に「ポーセリンアート教室」であれば特に資格は要らないと言う事になります。
■チャイナペインティングって何??
陶器に特殊な絵具で絵を描き800℃の窯で絵具を定着させるアートの事です。
手法としては大きく分けてヨーロピアン・スタイルとアメリカン・スタイルに分けられます。
①ヨーロピアン・スタイル
丸筆を使い伝統的な絵柄を組み合わせて絵を描く手法。
ヨーロッパの名窯マイセンやヘレンドのような描き方がそれにあたります。
②アメリカン・スタイル
丸筆のほかに平筆を使い、グラデーションを使って自由な表現で絵を描く手法。
絵画のような手描きならではの醍醐味が楽しめます。
ポーセラーツは絵に自信が無くても、すでに上記のような柄が特殊なシートに印刷されているので、シール感覚で陶器にシートを貼り付けていくだけで簡単にクオリティーの高いオリジナルの作品が作れます。
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